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跋文
「跋文〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
跋文の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
のである。表紙には生田氏中興池田氏過去帖慶応紀元季秋の十七字が四行に書してある。
跋文を読むに、この書は二世|瑞仙晋の子|直温、字は子徳が、慶応元年九月六日に、初....
「細木香以」より 著者:森鴎外
以白、集雨(玄々真人)以上五人である。 「巣へもどる親まつ鳰のもろ音哉。香以。」
跋文は香以が自ら草している。その他数人の歌俳及古今体狂詩が添えてある。 按ずる....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
価を増し前のと交換して、今も持っている。これには表題に上編と記してあって、月渓の
跋文に蕪村の一周忌にこの集を出したのだが、なお翌年の忌には次編を出すといってある....
「鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
序文を書かせられた時にも、その昔愛読したことをいっております。『馬琴日記|鈔』の
跋文にも、馬琴に向って、君の真価は動かない、君の永遠なる生命は依然としている、と....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
た。院はそれをもとにして、多くの歌を除かれ、遥か歌数の少ない御本を作られ、それに
跋文を添えられた。この本を隠岐本といっている。 このように、『新古今集』は、後....