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踏み堪える
「踏み堪える〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
踏み堪えるの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「パンドラの匣」より 著者:太宰治
おそろしいくらい美しかった。負け惜しみを言うわけではないが、あれは、僕だからこそ
踏み堪える事が出来たのだ。他の人だったら、必ずあの場合、何か罪を犯したに違いない....
「決闘」より 著者:神西清
不純な情慾の俘になるのをとどめる力はあるまいと思い、自分はもう酔いどれ女のように
踏み堪える力はないのだと思い、不安な気持になるのだった。 自分にとっても恥かし....