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踏越し
「踏越し〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
踏越しの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「平凡」より 著者:二葉亭四迷
の力を藉《か》りて、半狂気《はんきちがい》になって、漸く此|怕《おそ》ろしい線を
踏越した。
踏越してから酔が醒めると何とも言えぬ厭な心持になったから、又酒の力を藉....
「僕はもう治っている」より 著者:坂口安吾
一切の面会をことわったが注意力は衰え、肉体的条件は悪化するばかりであった。それを
踏越して仕事を続けるためにボクの用いた方法は旅行であった。熱海へは、よく行ったが....