身の毛立つ[語句情報] » 身の毛立つ

「身の毛立つ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

身の毛立つの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
真景累ヶ淵」より 著者:三遊亭円朝
蛇が穴に入《い》ると云うに、十一月に成って大きな蛇が出たり、又先頃墓場で見た時、身の毛立つ程驚いたのも、是は皆心の迷《まよい》で有ったか、あゝ見えたのは怖い/\....
風流仏」より 著者:幸田露伴
き暮らしの中より一銭二銭積み置きて是をまいらするなりと包み紙に筆の跡、読みさして身の毛立つ程悲しく、是までに思い込まれし子を育てずに置れべきかと、遂に五歳のお辰....
霧陰伊香保湯煙」より 著者:三遊亭円朝
お前に逢って斯う云う訳に成ったら、茂之助が厭に成って何か彼奴に云われると、本当に身の毛立つほど厭なんだよ、併し大金を出して、私の身を請出してくれた恩が有るから、....
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)」より 著者:三遊亭円朝
んだ、怖え時と寒い時は酒でなければ凌げねえから幾度も飲んで来たんだ、思え出しても身の毛立つようだ、最初から胡散な侍だと思えば気を附けるが、やさしく若衆や砂打場…....