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「軫〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

軫の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
》えは『戦国策』に見ゆ。昭陽楚の将として魏を伐《う》ち更に斉を攻めた時、弁士|陳《ちんしん》斉を救うためこの喩えを説き、昭陽に軍《いくさ》を罷《や》めしめた。....
女の手帖」より 著者:宮本百合子
民同士が互に不幸への憤りを見当違いにぶっつけ合って苦んでいる間は、漁夫の利で「御念《ごしんねん》」というような表現の陰にかくれ得る。昨今の事情においては被害者....
伯爵の釵」より 著者:泉鏡花
ない、胸をくしゃくしゃと折って、坊主頭を、がく、と俯向けて唄うので、頸を抽いた転に掛る手つきは、鬼が角を弾くと言わば厳めしい、むしろ黒猫が居て顔を洗うというの....
丹下左膳」より 著者:林不忘
かっていました。 松平|下総守様《しもうさのかみさま》のお下屋敷を左に見て、韓橋《かんしんばし》をわたると、右手が佐竹右京太夫《さたけうきょうだゆう》のお上....
三国志」より 著者:吉川英治
印綬を彼にゆるし、与うるに五万の兵をもってした。 華雄は再拝して退き、李粛、胡、趙岑の三名を副将として選抜し、威風堂々と、その日に、※水関へと進発して行った....
三国志」より 著者:吉川英治
ことも……」 「左様ですかの。何せい、はやく国舅がおなおりくださらぬと、陛下のご念もひとかたではございませぬ。きのうも今朝も、ご下問がございました」 「………....
三国志」より 著者:吉川英治
し病を養っていた。 秋七月。魏の曹真は、 「国家多事の秋。久しく病に伏して、ご念を煩わし奉りましたが、すでに身も健康に復しましたゆえ、ふたたび軍務を命ぜられ....