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「軽信〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

軽信の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
旅愁」より 著者:横光利一
ことですよ。ただそれは空想というものに過ぎぬ、夢ですよ。」 「まア、そう思いたい軽信は、お互いにありますがね、しかし、そんならニュートンだって夢ですよ。けれども....
何故の出兵か」より 著者:与謝野晶子
中心に引入れたいために、独逸勢力の東漸を法外に誇大するでしょうが、日本人はそれを軽信してはならないと思います。 西比利亜出兵は恐らく独軍と接戦することはないで....
霊訓」より 著者:浅野和三郎
慮もなしに、ただ外面のみを扮装した、似而非人物の似而非言論を鵜呑みにせんとする、軽信家の態度である。われ等はかかる軽信家の群に対して、言うべき何物もない。同時に....
人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
し彼が私を信用すれば、それは私の権威を尊敬し崇拝するからのことでしかない。それは軽信であって確信ではない。私は真の確信を生ずるような性質のことは何も云わなかった....
学問のすすめ」より 著者:福沢諭吉
その極《きわ》まるところを知るべからず。これをかのアジヤ諸州の人民が、虚誕妄説を軽信して巫蠱《ふこ》神仏に惑溺し、あるいはいわゆる聖賢者の言を聞きて一時にこれに....