載量[語句情報] »
載量
「載量〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
載量の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「モスクワ印象記」より 著者:宮本百合子
け話してみると本気にし難いような専制にしても、それが存在し得た限りで必ず民族の搭
載量以上には出なかったのだ。――何ともいえぬロシア的ゆとりで、専制者の生活が各人....
「黒船前後」より 著者:服部之総
鉄造船は同一トン数の木造船より四分の一だけ軽く済んだ、したがってそれだけ貨物積
載量が殖《ふ》えた。 耐久力の上ではいうまでもないが、一八三四年に鉄造船ガリイ....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
に移ったという点なども、肉体的、時間的に、どうかとおもう。たとえば、当時の船の積
載量から見ても、馬匹の輸送などは、そう簡単なわけにはゆかない。殊に、馬の能力など....
「ダルマ船日記」より 著者:山之口貘
見廻わすと、既に、七輪の薬罐が湯気を吹きあげていた。 この船の名は、水神丸。積
載量百トン。型は、通称ダルマと言っている。年齢は、三十五歳。生れは深川。 まる....