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「辰砂〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

辰砂の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
業平文治漂流奇談」より 著者:三遊亭円朝
》い眼病だ、僕も再度薬を盛りましたが治りません、真珠《しんじゅ》麝香《じゃこう》辰砂《しんしゃ》竜脳《りゅうのう》を蜂蜜《はちみつ》に練って付ければ宜しいが、そ....
日輪」より 著者:横光利一
ていた。彼女は斎杭に懸った鏡の前で、兎の背骨を焼いた粉末を顔に塗ると、その上から辰砂の粉を両頬に掃き流した。彼女の頭髪には、山鳥の保呂羽を雪のように降り積もらせ....