農神[語句情報] » 農神

「農神〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

農神の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
穀精の信念が今も欧州に存しいるので、かかる獣形の穀精が進んでデメテルごとき人形の農神となった事、狐は老翁形の稲荷大明神となったに同じ。 (大正八年一月、『太陽』二五ノ一)....
木綿以前の事」より 著者:柳田国男
物とは限らず、常の日以下のものさえ折々は用いられている。たとえば稲苅り終って後の農神祭には、土穂餅またはミヨセ団子などと称して、仕事場の臼のこぼれを掃き寄せたも....
年中行事覚書」より 著者:柳田国男
けて、中部地方では岐阜県の大部分など、遠く離れては九州の外側にある村々でも、田神農神または作の神が、始めて田に降りたまう日は大体に旧暦二月の中頃ときまっている。....