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「辺塞〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

辺塞の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
李陵」より 著者:中島敦
一 漢《かん》の武帝《ぶてい》の天漢《てんかん》二年秋九月、騎都尉《きとい》・李陵《りりょう》は歩卒五千を率い、辺塞遮虜※《へんさいしゃりょしょう》を発して北へ向かった。阿爾泰《アルタイ》山脈....
現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
論乃至哲学が仮に分科的であり、従って又教科書的である限り、空間は哲学に取っても亦辺塞的な一問題に過ぎないだろう。それにも拘らず強いて之をテーマとして掲げようとす....
現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
ものだったのである。 ハルハ三角地帯事件などというものもあったが、これは何しろ辺塞の出来事なので、中央の大方針などと割合無関係に、出先きの者共がゴタゴタやるの....