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迂拙
「迂拙〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
迂拙の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
聞』に続物を出したことがある。作者|名は花笠文京である。古渡は風采揚らず、挙止|
迂拙であったので、これと交るものは殆ど保|一人のみであった。本常陸国の農家の子で....
「狼疾記」より 著者:中島敦
まち充たされるという・人間的な余りに人間的な事実に、(そして、自分のような生来の
迂拙《うせつ》な書痴にもこの事実が適用されることに)三造は今更のように驚かされる....
「将来の日本」より 著者:田口卯吉
忸れて初心を忘るるなかれ。余初めて書を刊して、またいささか戒むるところあり。今や
迂拙の文を録し、恬然として愧ずることなし。警戒近きにあり。請う君これを識れと。君....