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近世
「近世〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
近世の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
スは紀元前四〇〇年の昔既に銀河の諸星は我らの太陽と同様なものだと考えていた。また
近世の初期にジョルダノ・ブルノは恒星を太陽としてその周囲を回る遊星を夢想していた....
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
が一度は経験したところである。文化のある時期には封建を必要とするのである。朝鮮の
近世の衰微は、過早に郡県政治が行なわれ、官吏の短い在職期間に、できるだけ多く搾取....
「浮世絵画家の肉筆」より 著者:上村松園
っぱら寛永前後のものが、中心に集められてあるもののようで、比較的錦絵の盛んだった
近世の作家のものが、少なかったように思います。たとえは明治時代に入ってからの大蘇....
「明治哲学界の回顧」より 著者:井上哲次郎
のを刊行したのである。これは古代ギリシヤの哲学を講義したもので、だんだん継続して
近世哲学に及ぶはずであったけれども、その翌年ドイツに留学することになったために、....
「雪柳」より 著者:泉鏡花
前に踞込んで、おやすく買求めて来ましたのが、半紙|綴八十枚ばかりの写本、題して「
近世怪談録」という。勿論江戸時代、寛政、明和の頃に、見もし聞きもした不思議な話を....
「妖怪学」より 著者:井上円了
しかして、インドには地水火風の四大の説あり、西洋ギリシアにも四大の説あり。また、
近世理化学世に出でてより、分子、元素の説大いに明らかなるに至る。シナと、インドな....
「迷信解」より 著者:井上円了
せざる場合にいくぶんの用ありとするも、余は古き『易経』などによるに及ばず、むしろ
近世の学術上に考えて新法を作るがよろしいと考え、この主義より
近世の論理学にもとづ....
「淡島椿岳」より 著者:内田魯庵
塗抹した泥画の寸紙の中にも芸衛的詩趣が横溢している。造詣の深さと創造の力とは誠に
近世に双びない妙手であった。 椿岳は余り旅行しなかった。晩年大河内子爵のお伴を....
「二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
この説はモーズレーやロンブロゾから得たので、二葉亭自身の創見ではなかった。かつ
近世心理学の片端をだも噛ってるものなら誰でも心得てる格別目新らしくもない説である....
「二葉亭追録」より 著者:内田魯庵
しないまでも呪咀するほどに憎まなかった。 二葉亭はヘルチェンやバクーニンを初め
近世社会主義の思想史にほぼ通じていた。就中ヘルチェンは晩年までも座辺から全集を離....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
最も発達せざりし時なり。すなわち、この時を歴史上にて中古の暗世と称す。しかして、
近世文化のにわかに興りたるは、ヤソ教中より出でたる結果にあらずして、ヤソ教外より....
「西航日録」より 著者:井上円了
ブリッジ(Forth Bridge)という。これ、パリのエッフェル高塔とともに、
近世建築学上の大観と称す。 一、パリ・エッフェル塔(Eiffel Tower) ....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
学、哲学を兼修するに過ぎず。 アーツ科(古文学、歴史学、論理学および哲学、数学、
近世語学) 右の諸学を、一年を限りまたは数年にまたがりて履修する課程に候。しか....
「私の履歴書」より 著者:浅沼稲次郎
一、生まれ故郷は三宅島 わが生まれ故郷三宅島は大島、八丈島などとともに
近世の流罪人の島として有名である。わたくしは先祖をたずねられると『大方流罪人の子....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
とりあえず何とか片付け、大正十五年暮から十五回にわたる講義を試みたのであった。「
近世戦争進化景況一覧表」(一二一頁参照)はそのときに作られたのである。 昭和二....