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「返し幕〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

返し幕の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
から、右の美少年は、再び街道へ取って返しました。 果して、これは昨日の喧嘩の引返し幕だ、しかもこの幕が本幕だ、これはお詫《わ》びでは済まない、わたしたちは、見....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
で兵馬がやって来た時に――無論、この高札場が、もう、一度前に一場出ていて、それが返し幕か、廻り舞台になっていて、今度はそこへ自分が一人だけ登場せしめられていると....