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逆夢
「逆夢〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
逆夢の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
することも出来ない。お前があんまり心配するから、そんな夢を見たのだろうとか、夢は
逆夢だとか云って、まあいい加減になだめているのだが、親ひとり子ひとりの伜にもしも....
「自警録」より 著者:新渡戸稲造
《むく》であるならば、眠る間に働く人生もまた無垢なるものとなる。 「夢《ゆめ》は
逆夢《さかゆめ》」とか、 「あたらぬものは夢《ゆめ》とちょぼいち」 などいう諺....
「南国太平記」より 著者:直木三十五
て
(もしかしたら――)
と、深雪の胸を、冷たいもので、締めつけた。
(夢は、
逆夢《さかゆめ》というから――)
と、思ったが、本当に、父が、斬られて死んでい....
「三国志」より 著者:吉川英治
主君の身を明け暮れ案じている八旗の将もみな浮かない顔をしてしまった。 「しかし、
逆夢ということもあれば、若大将には、一途にご心配なさらぬがようござる。なんの、夢....