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「逕路〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

逕路の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
小説 不如帰 」より 著者:徳冨蘆花
の一念の驚くべき勢いもて日々長じ来たるを覚えしなり。 千々岩は分明に叔母が心の逕路をたどりて、これよりおりおり足を運びては、たださりげなく微雨軽風の両三点を放....
幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
喰町の木地問屋に仕事に通い出したというのですから、その少年時代から青年へ掛けての逕路は、ほとんど私と同じであってただ私が仏師の家の弟子となり、光明氏が牙彫師の家....
穂高岳槍ヶ岳縦走記」より 著者:鵜殿正雄
、嘉与吉を案内として、南口から直接登って来た、氏は昨夜温泉で、我行を聞き、同一|逕路を取らんため来たのである。いつまで待っても、霽れそうもなければ、正午一行と別....