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這箇
「這箇〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「湖南の扇」より 著者:芥川竜之介
、老酒を一杯|煽《あお》ってから、急に滔々《とうとう》と弁じ出した。それは僕には
這箇《チイコ》
這箇《チイコ》の外には一こともわからない話だった。が、芸者や鴇婦な....
「画室の言葉」より 著者:藤島武二
自己をはっきり認識できなければ何にもならないことを教えるのである。仏教ではまた「
這箇《しゃこ》」ということをいうが、これは即ち自己のエスプリを把握せよということ....