通じ薬[語句情報] »
通じ薬
「通じ薬〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
通じ薬の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「満韓ところどころ」より 著者:夏目漱石
三十一 いよいよ腹が痛んだ。ゼムを噛《か》んだり、宝丹《ほうたん》を呑んだり、
通じ薬をやったり、内地から持って来た散薬を用いたりする。毎日飯を食って呑気《のん....
「蟹工船」より 著者:小林多喜二
た。それに悪いことには、「通じ」が四日も五日も無くなっていた。学生の一人が医者に
通じ薬を貰いに行った。帰ってきた学生は、興奮から青い顔をしていた。――「そんなぜ....