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通り手形
「通り手形〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
関所でも通られる。」 と吉左衛門は言って、一枚の手形を半蔵の前に置いた。関所の
通り手形だ。それには安政三年十月として、宿役人の署名があり、馬籠宿の印が押してあ....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
から登って来た。 この禰宜は半蔵のところへ別れを告げに来たばかりでなく、関所の
通り手形をもらい受けに来た。これから戦地の方へ赴く諏訪分社の禰宜が通行を自由にす....