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「速了〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

速了の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
性急な思想」より 著者:石川啄木
とする。それまでは可い。もしもその際に、近代人の資格は神経の鋭敏という事であると速了《そくりょう》して、あたかも入学試験の及第者が喜び勇んで及第者の群に投ずるよ....
近時政論考」より 著者:陸羯南
大功績ありしを知る、ただその説の時弊に切にして痛快なるに因り、あるいは青年子弟の速了するところとなり種々の誤謬を世間に播布せられ、その言の旧慣に反して新奇なるに....
楢重雑筆」より 著者:小出楢重
すぐああそうか君もか俺もだ、そんなら仲よくやろうやないか、ソヤソヤという位で、早速了解がつくわけであるのだ。 全く人間も魂だけのものなら面倒臭い言葉なども使う....