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造兵廠
「造兵廠〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
造兵廠の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「人民戦線への一歩」より 著者:宮本百合子
刺戟を与えるような実例があった。東京板橋の区民が、食糧管理委員会を組織し、板橋の
造兵廠内に隠匿されてあった食糧を発見、それを区民に特別分配した。新聞は、群集した....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
教員、手紙や電報を焼く郵便局員、機械の歯車仕掛けに砂や金剛砂を投げ込む工場職工、
造兵廠《ぞうへいしょう》を破壊する造兵職工、焼かれる船舶、労働者自身の手によって....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
に彼は取り巻いた。その出口を見張るために警官の一人を他の道から急いでつかわした。
造兵廠《ぞうへいしょう》の屯所《とんしょ》にもどる一隊の巡邏兵《じゅんらへい》が....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
また戦をするんだ。」
「さあなんだか。」と園丁は言った。
「どっちの方だ。」
「
造兵廠《ぞうへいしょう》の方です。」
マブーフ老人は家に入り、帽子を取り、小わ....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
道に出られ、それから更に、バスティーユの下にあるF字形の隧道に迷いこまなければ、
造兵廠《ぞうへいしょう》の近くのセーヌ川への出口に達するのだった。しかしそれには....
「日和下駄」より 著者:永井荷風
地と古い都会の追想とはさして無関係のものではない。芝赤羽根《しばあかばね》の海軍
造兵廠《かいぐんぞうへいしょう》の跡は現在何万坪という広い閑地になっている。これ....