進航[語句情報] »
進航
「進航〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
進航の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
両飛行船隊を浮べ、飛行機全台数二千機中六百台の偵察機は各母艦より飛翔して輪形陣の
進航前方を、交互警戒し、時速三十キロにて北西に向い航行中なり……」 「それが本当....
「小説 不如帰 」より 著者:徳冨蘆花
を島の彖登湾に遣わして敵の有無を探らしめしが、湾内むなしと帰り報じつ。艦隊さらに
進航を続けて、大、小鹿島を斜めに見つつ大孤山沖にかかりぬ。 午前十一時武男は要....
「二、〇〇〇年戦争」より 著者:海野十三
の艦隊のうえに、オハン市攻略の大期待がかけられていた。ところが、その大潜水艦隊の
進航中とつぜん行手に起った海底の大爆発……。 海底の砂はまきあげられて、さなき....
「火薬船」より 著者:海野十三
へいそごうぜ」 「はい、はい。心得ました」 一等運転士は、操舵当番へ、大ごえで
進航命令を下した。それと同時に、平靖号へも、全速力で、ノーマ号の先登に立って、ド....
「運命のSOS」より 著者:牧逸馬
に船長は、斯ういう場合、その百万に一の危険を冒し、警報を無視してフル・スピイドで
進航する。タイタニック号のスミス船長が、其の朝急に異常な寒気が襲来したことによっ....
「エリザベスとエセックス」より 著者:片岡鉄兵
で、ようやく彼女を処刑しようと宣言した。それによって彼の無敵艦隊がイギリス海峡に
進航したというのに、まだ、世界平和のための交渉を続けようという愚痴な女を、微笑み....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
なれども、日本船なれば、船中にて礼拝式を行わず。早朝よりフィリピン群島を望見して
進航す。 晴波涼月汽声閑、船向何処影、摩尼拉海呂宋山。 (はれやかな波と涼しげな....