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逸興
「逸興〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
逸興の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「艸木虫魚」より 著者:薄田泣菫
せるだろうと思った。 私たちはまた夜道を急いだ。 「自分の描く竹は、唯もう胸の
逸興を写しただけで、葉や枝の恰好がどうかということはあまり詮議しない。麻としよう....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
じだけは取戻しました。 二十一 ことがここに至っては、いかに
逸興の詩人騒客《しじんそうかく》といえども、再び以前の興を取戻すことは不可能でし....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
《ようばん》口舌を悦《よろこ》ばす。主客談笑の間、和気陶然《わきとうぜん》として
逸興《いっきょう》更に竭《つ》くる事なけん。 第二百七十六 貴夫人の学問 ....