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「遊撃隊〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

遊撃隊の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
鳥羽伏見の戦」より 著者:菊池寛
つけてやろうと云う肚が排幕派にあったのである。 その時、二条城には幕府|麾下の遊撃隊を初め、例の新選組、見廻り組、津大垣の兵など集っていたが、朝廷の処置に憤激....
小説 不如帰 」より 著者:徳冨蘆花
、雌雄を一戦に決せんとするなり。 吉野を旗艦として、高千穂、浪速、秋津洲の第一遊撃隊、先鋒として前にあり。松島を旗艦として千代田、厳島、橋立、比叡、扶桑の本隊....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
も程があります 間抜けで腑抜けで奥詰銃隊 藁人形《わらにんぎょう》にも劣った人物遊撃隊にも困ったものだよ 槍術剣術、役には立たない これこれ旗本、しっかりしなせ....
昭和遊撃隊」より 著者:平田晋策
隊の中に、その姿が発見できない! そんならどこにいるのだ? 僕はいよいよ『昭和遊撃隊』の秘密を、語らねばならなくなって来た。 『鬼の島』 ここは八丈島の南、....
私本太平記」より 著者:吉川英治
仏陸奥守の一軍 金沢右馬助の数千騎 名越遠江守のそれにまさる一軍団。――ほか遊撃隊の五百、三百、あるいは百ぐらいな侍によってなる、いわゆる無数な小隊の鉄桶だ....
私本太平記」より 著者:吉川英治
た殺ばつな鼻息や放言になっていた。 夜明けとともに、ここを本営とし、兵の配備、遊撃隊の潜行、第二次の動員、それらの結集地点など、作戦のあらましはもうつくしてい....