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道の記
「道の記〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
道の記の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「親子」より 著者:有島武郎
彼はしょうことなしに監督の持って来た東京新聞の地方版をいじくりまわしていた。北海
道の記事を除いたすべては一つ残らず青森までの汽車の中で読み飽いたものばかりだった....
「茶の本」より 著者:岡倉覚三
といわれている。茶人|珠光はその門人であった。また絵画における狩野家のように、花
道の記録に有名な池の坊の家元|専能もこの人の門人であった。十六世紀の後半において....
「単独行」より 著者:加藤文太郎
金糞ヶ岳へ登頂することができました。頂上からは三角点一二七一や一〇五七を縦走して
道の記入してある尾根を下り高山へ出ました。 つぎの日、私は会社へ「父が大変悪い....
「死者の書」より 著者:折口信夫
て嘯く様に、深い息の音で、自身明らかに目が覚めた。 ああ夢だった。当麻まで来た夜
道の記憶は、まざまざと残って居るが、こんな苦しさは覚えなかった。だがやっぱり、お....
「寄席と芝居と」より 著者:岡本綺堂
助を作るときにも、その事蹟を調査するために、上州沼田その他に旅行して、「上野下野
道の記」と題する紀行文を書いているが、それには狂歌や俳句などをも加えて、なかなか....
「四谷、赤坂」より 著者:宮島資夫
た。修養寮の諸君、果してどんな感があるか。 大木戸を越えて四谷に入った所に、水
道の記念碑がある。以前は四谷では、新宿よりの方を上といった。祭りの時にも、あちら....