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道七
「道七〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
道七の前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「旗本退屈男」より 著者:佐々木味津三
早乙女主水之介が、この上もなく退屈げなその姿を再び忽焉として現したところは、東海
道七ツの関のその三ツ目の岡崎女郎衆で名の高いあの三河路でした。――三河は、人も知....
「花吹雪」より 著者:太宰治
座色をなせり。逃仕度せし臆病の学生もあった。)強くなくちゃいけない。柔道五段、剣
道七段、あるいは弓術でも、からて術でも、銃剣術でも、何でもよいが、二段か三段くら....
「夢の殺人」より 著者:浜尾四郎
なら俺には判るぞ、とその男の話をききはじめた。 「抑《そもそ》も電車の切符は、片
道七銭也の受取であるか、それとも電車に乗る権利を与えたことを認めた一つの徴《しる....
「近世快人伝」より 著者:夢野久作
」 「ウム。チッと多過ぎるのう、帰りに持って行こう」 それから又行くと今度は山
道七里ばかりの間人家が一軒も無い処へ来たので、流石の玄洋社代表も腹が減って大いに....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
打ち毀された。その以来、怪しい賭博者は影をかくした。 野象の群れ 宋の乾
道七年、縉雲の陳由義が父をたずねるために※より広へ行った。その途中、潮州を過ぎた....
「蒲生氏郷」より 著者:幸田露伴
歌《れんが》の発句に、ななくさを一手によせて摘む菜|哉《かな》と遊ばされしは、仙
道七郡を去年の合戦に得たまいしよりのこと、それを今更秀吉の指図に就かりょうとは口....
「貝の穴に河童の居る事」より 著者:泉鏡花
た広庭の壇場には、幣をひきゆい、注連かけわたし、来ります神の道は、(千道、百綱、
道七つ。)とも言えば、(綾を織り、錦を敷きて招じる。)と謡うほどだから、奥山人が....
「平泉紀行」より 著者:村山俊太郎
も大声で読んだのである。深い谷まで面白いと見えて、まねて歌を詠んでいる。 峠、坂
道七曲がり八折れ 下にホケキョの音がする これは私がうたったもの。もう雨は落ち....
「天狗外伝 斬られの仙太」より 著者:三好十郎
る天狗党、シャニムニ踏み破り、蹴散らさんと思うても、そうは問屋がおろさねえ。(花
道七三で興に乗って唄って踊り出す。三味線、鳴物よろしく) ○田沼の達磨(棚の....
「白峰の麓」より 著者:大下藤次郎
とも思った。後に聞いたら赤石山系の悪沢岳であった。 私どものゆく道は新道で、旧
道七曲峠の方からは白峰もかなりよく見えるという。それを楽しみに歩を運んだ。急坂を....
「斬られの仙太」より 著者:三好十郎
る天狗党、シャニムニ踏み破り、蹴散らさんと思うても、そうは問屋がおろさねえ。(花
道七三で興に乗って唄って踊り出す。三味線、鳴物よろしく) 田沼の達磨(棚の達磨....