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道化方
「道化方〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
道化方の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「藤十郎の恋」より 著者:菊池寛
同じ座のわかしゅ形 藤田小平次 同上 仙台弥五七 同じ座の
道化方 服部二郎右衛門 同じ座の悪人形 金子吉左衛門 同じ座の狂言....
「破落戸の昇天」より 著者:森鴎外
末の方になったら段々小声にならなくてはいけない。 一 町なかの公園に
道化方の出て勤める小屋があって、そこに妙な男がいた。名をツァウォツキイと云った。....
「おせん」より 著者:邦枝完二
、見かけに寄らねえ忠義者でげすぜ」 独り言をいって顎を突出した松五|郎の顔は、
道化方の松島茂平次をそのままであった。 八 行水でもつかうように、股の....
「藤十郎の恋」より 著者:菊池寛
する酒宴の座を、どうかして引き立たせようと、思ったのだろう、五十に手の届きそうな
道化方の老優は、傍に坐っていた二十を出たばかりの、野良帽子を着た美しい若衆方を促....
「ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
消え失せつる物、我がためには、現前せる姿になれり。
座長。座附詩人。
道化方。
座長
これまで度々難儀に逢った時も、
わたくしの手助になって....
「不苦心談」より 著者:森鴎外
た人は向軍治君である。これは新人と云う雑誌に出ている。第一部の劇場にての前戯に、
道化方がアイン・ブラアウェル・クナアベのいるのは劇場の利方だと云っている。この確....