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「道号〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

道号の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
神仙河野久」より 著者:田中貢太郎
記して、「至道物語」と云う一篇の書を作ってこれを宮地翁に送って来た。至道は河野の道号であるのは云うまでもない。 明治二十年四月下旬になってから河野は百日間の断....
三国志」より 著者:吉川英治
たんです」 「して、そちの師父とは、如何なる人か」 「――司馬徽、字は徳操。また道号を水鏡先生と申されます。生れは潁川ですから黄巾の乱なども、よく見聞しておいで....
三国志」より 著者:吉川英治
たに、玄徳の軍師となった孔明とは、そも、どんな人物か」 「諸葛亮、字は孔明、また道号を臥龍先生と称して、上は天文に通じ、下は地理民情をよくさとり、六韜をそらんじ....
三国志」より 著者:吉川英治
、魯粛は、主君の言下に、こう推薦した。 「世々|襄陽の名望家で、※統、字は士元、道号を鳳雛先生ともいう者ですが」 「おお、鳳雛先生か。かねて名だけは聞いておる。....
三国志」より 著者:吉川英治
なに、落鳳坡?」 ※統は、なぜか、さっと面色を変えて、急に馬をとめた。 「わが道号は鳳雛という。落鳳坡とは、あら忌わし」 彼は馬を向け直した。そしてにわかに....