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「道春〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

道春の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
渋江抽斎」より 著者:森鴎外
れはまた至極のお思附だ。委細承知しました」と抽斎は快く諾した。 抽斎は有合せの道春点の『論語』を取り出させて、巻七を開いた。そして「子貢問曰、何如斯可謂之土矣....
十二支考」より 著者:南方熊楠
ずかた》にか行かんと行きつ戻りつして労《つか》れ死にせしを埋めたる跡なりとて、林道春《はやしどうしゅん》の文を雕《ほ》りたる石碑立てりとある。桑門|虚舟《きょし....
政事と教育と分離すべし」より 著者:福沢諭吉
文字の教育はまったく仏者の司どるところなりしが、徳川政府の初にあたりて主として林道春《はやしどうしゅん》を採用して始めて儒を重んずるの例を示し、これより儒者の道....
失うた帳面を記憶力で書き復した人」より 著者:南方熊楠
の男はかつ感じかつ歓びけり、云云」(嘉永三年、中村定保輯『松亭漫筆』二)。 「林道春、(中略)二十五歳の時、江戸に下り、日本橋辺に旅宿せられけるに、本町の呉服屋....