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「道辻〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

道辻の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
電報」より 著者:黒島伝治
験にやったとは、一と言も喋《しゃべ》らなかった。併し、息子の出発した翌日、既に、道辻で出会った村の人々はみなそれを知っていた。 最初、 「まあ、えら者にしよう....
鼻に基く殺人」より 著者:小酒井不木
って居た。夕ばえが西の空をオレンジ色に染めて、雀が忙しそうに啼いて居た。すると、道辻にある餅菓子屋から五六軒行き過ぎたところで、前方からあたふた小走りに走って来....
屍体と民俗」より 著者:中山太郎
の袂か道の辻に、多くは倒《サカサ》にして埋めるのが習いとなっていた。これは橋畔や道辻なれば通行人が多いので、絶えず屍体の上を踏み固めるので、凶霊が発散することが....