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「選別〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

選別の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
てひめ》が判官を尋ぬる事を作り、ヴィナスがサイケに七種の穀物を混ぜるを、短時間に選別《えりわけ》しむるに倣って、万屋《よろずや》の長が、姫に七所の釜の火を断えず....
現実に立って」より 著者:宮本百合子
ネルギーとして自身を見出し、又その方向に真摯な努力をつづける偽りない自身の政党を選別するときが来ることを思わずにはいられないのである。 〔一九四六年一月〕....
年中行事覚書」より 著者:柳田国男
賊を誘い出し、退治をしたのに始まるというもの、次には同じ策略を以て引捉えた夷民を選別して凶猛なる者は対岸へ放流し、忠順なる者のみを止住せしめた。それがすなわち「....
馬鈴薯階級の詩」より 著者:中島葉那子
十一月の野良で 仁平はおっかあや娘と仕事着の尻、枯っ風にひったくられ乍ら 馬鈴薯選別して俵につめていた。 もうこうなっては、安くとも高くとも売ってしまわねばシバ....