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遺址
「遺址〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
遺址の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
ること約四十年前、即ち一八七四年に、英人ジョージ・スミスがニネベおよびバビロンの
遺址を発掘して数多の粘土板の記録を得たが、これに依ってバイブルの旧約全書中の世界....
「環礁」より 著者:中島敦
のが見える。 ミクロネシヤにはもう一つ、ポナペ島にこれと同様な(更に大規模な)
遺址《いし》があるが、共にこれを築いた人間も年代も判っていない。とにかく、その構....
「百花園」より 著者:永井荷風
ない。平生わたくし達は心|窃《ひそか》にこの事を悲しんでいるので、ここに前時代の
遺址たる菊塢が廃園の如何を論じようという心にはなろう筈がない。これが保存の法と恢....