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遺民
「遺民〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
遺民の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
顕用された例は、ユールの『マルコ・ポロの書』一版一巻六一章に出《い》づ。胡元朝の
遺民|陶宗儀《とうそうぎ》の『輟耕録』四に、往々蒙古人雨を祷《いの》るを見るに、....
「血曼陀羅紙帳武士」より 著者:国枝史郎
いた足もとの辺りに大きな穴が開いた。 天智天皇の七年、高麗国の滅亡するや、その
遺民唐の粟を食むことを潔しとせず、相率いて我が国に帰化し、その数数千に及び、武蔵....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
て包む。その形、エジプトのミイラに似たり。平素トナカイを養いて生活す。実に太古の
遺民なり。途中、あおばえに苦めらる。暑気七十四、五度に上がれり。夜に入り、二回小....