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「遺財〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

遺財の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
法窓夜話」より 著者:穂積陳重
談」に次の如き一奇話が載せてある。 覚融《かくゆう》僧正臨終の時に、弟子共が、遺財の処分を定め置きくれよと、頻りに迫った。僧正は一代の高徳、今や涅槃《ねはん》....
十二支考」より 著者:南方熊楠
いうがごとし。今日もインドで吝嗇漢《しわんぼう》嗣子なく、死ねば蛇と化《な》って遺財を守るという(エントホヴェン輯『グジャラット民俗記《フォークローアノーツ》』....
生前身後の事」より 著者:中里介山
もしれないが、かなり贅沢《ぜいたく》で費用がかかるかもしれないけれども自分に多少遺財がある限りこれは実行して貰いたい、墓標葬式等の費用は極度に切り詰めてもいいか....