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「郵便受け〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

郵便受けの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
ニッケルの文鎮」より 著者:甲賀三郎
わ。 無電小僧といえば、あんたあの話知ってる? 去年の春だったか牛込のある邸の郵便受けの中に銀行の通帳と印形が入れてあって、昔借り放しにしていたのをお返しする....
女心拾遺」より 著者:矢田津世子
あげましょうか」 云いながら、懐から一通の封書をとり出した。 「今朝、出がけに郵便受けをのぞいてみたら、これが残ってたんですよ。いいですか、僕、読みますよ」 ....
仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
関の戸の鍵を手渡しながら「お帰りの時、この鍵で外からかけて下さい。そしてその鍵を郵便受け函の中へ投げ込んで置いて下さい」と言って、別れの握手をして、夫婦は眠りに....