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鄂
「鄂〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
鄂の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
そのうちに或る家の小児もまた同じ驚風にかかって苦しみ始めたが、その父の知人に
鄂某というのがあった。かれは宮中の侍衛を勤める武人で、ふだんから勇気があるので、....
「源氏物語」より 著者:紫式部
う歌を、美声ではなやかに歌っているのには少し反感が起こった。白楽天が聞いたという
鄂州《がくしゅう》の女の琵琶もこうした妙味があったのであろうと源氏は聞いていたの....
「三国志」より 著者:吉川英治
と教えてくれました。……ではどうしたらいいかを、さらに蘇飛に訊くと、近いうちに、
鄂県の吏に移すから、その時に、逃げ去れよとのことに、三拝して、その日を待ち、任地....
「三国志」より 著者:吉川英治
万の軍を、その通路へ押し出してもみ潰さんと待ちかまえていた。 この六万の大将は
鄂煥といって、面は藍墨で塗った如く、牙に似た歯を常に唇の外に露わし、怒るときは悪....