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「采地〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

采地の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
五三に、人男女の二根を具するあり、獣もかかる物ありやという人|侍《はべ》る、予が采地愛知郡本地村民の家に、二根ある馬ありて、時々物を駄して来る、見るに尤《いと》....
十二支考」より 著者:南方熊楠
和田村に埋め、祠を立てこれを祭る。家康公聞きて甚だ感嘆す。かつ往々霊験あるを以て采地を賜う。けだし宇津氏は大久保一族の先祖なりと出し居る。『今昔物語』二六に、参....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
ろユゴモン(Hugomons)というのである。その邸宅は、ヴィレル修道院に第六の采地《さいち》を寄進したあのソムレル侯ユーゴーによって建てられたものだった。 ....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
て追放されて、放浪の貧しい日々を送った。自ら働いて食を得た。フランスの最も富裕な采地《さいち》の領主であった彼は、スウィスにおいては食に代えるために古い馬を売り....