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「里居〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

里居の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
姨捨」より 著者:堀辰雄
出したように寂しい音を立て続けていた。 五 こんな事があってからも、女が何かと里居がちに、いかにも気がなさそうな折々の出仕を続けていた事には変りはなかった。が....
源氏物語」より 著者:紫式部
る。宮中のお使いが始終来て御所へお帰りになることを促されるのであったが、なお宮は里居《さとい》を続けておいでになった。宮は実際おからだが悩ましくて、しかもその悩....