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重追放
「重追放〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
重追放の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
都へ問いあわせたのですが、日野家では一切知らぬという返事であったので、結局お琴は
重追放、善兵衛は手錠を申し渡されて、この一件は落着しました。なぜそんな偽りを云い....
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
捕えられた。主犯者の池田屋と大桝屋は死罪、菩提寺の住職とお兼は遠島、その他の者は
重追放を申し渡された。 これでこの怪談は終ったが、ついでに付け加えて置きたいの....
「探偵夜話」より 著者:岡本綺堂
た。伝えるところによると、奉行所では遠島と内定していたそうである。本来ならば結局
重追放ぐらいで済むべきであったが、その書状のうちに放火して焼き払う云々というおど....
「枯尾花」より 著者:関根黙庵
し出で、聞済みになりて草鞋を下げ渡されたが、その翌日亭主は斬罪に行なわれ、女房は
重追放で落着したそうだ、最も牢内には却々お化種は、豊富であると、牢の役人から聞た....
「大岡越前」より 著者:吉川英治
来、今にいたるまで、都下全国にわたって、一日何百人という人間の打首、遠島、入牢、
重追放が科せられない日はなかった。 「いったい、蚊をいぶしたり、たたいたりは、ど....