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「金剛巌〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

金剛巌の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
作画について」より 著者:上村松園
題名をつけましたが、少し露わすぎるので、何かいい題はないかと思案の末、謡曲の師の金剛巌先生に相談したところ、「『生き霊』のことを『いきすだま』とも言うが、しかし....
簡潔の美」より 著者:上村松園
て、生霊のすがたを描いた「焔」を制作したときのことである。 題名その他のことで金剛巌先生のところへ相談にまいった折り、嫉妬の女の美しさを出すことのむつかしさを....
「草紙洗」を描いて」より 著者:上村松園
着けている人が名人であったら、面は立派に喜怒哀楽の情を表わします。わたくしは曽て金剛巌師の“草紙洗”を見まして、ふかくその至妙の芸術に感動いたしたものですから、....
謡曲と画題」より 著者:上村松園
下手の横好きと言いますか、私は趣味のうちでは謡曲を第一としています。 ずっと以前から金剛巌先生について習っていますが今もって上達しません。べつだん上手になろうともし....
謡曲仕舞など」より 著者:上村松園
ましたが、その図を見ますと、その扇の持ち方に不審な点がありましたので、私はそれを金剛巌氏にきいてみたのでしたが、金剛氏は「それはいけませんな、そんな持ち方などし....
苦楽」より 著者:上村松園
。 これは画のことではありませんが、私は日頃、謡曲を少しばかり習い覚えて、よく金剛巌氏の会などへ出かけます。 私はこの謡曲は、まだ初心同様のもので、申すまで....