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金城湯池
「金城湯池〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
に睨み上げて、南条、五十嵐の両名が、高声私語する節々《ふしぶし》を聞いていると、
金城湯池《きんじょうとうち》をくつがえすような気焔だけはすさまじい。
「家康が、....
「三国志」より 著者:吉川英治
を放つの有様、天も憎しみ給うか、昨年来、飢餓|蝗害の災厄も加わって、いまや昔日の
金城湯池も、帯甲百万も、秋風に見舞われて、明日も知れぬ暗雲の下におののき慄えてい....