金魚麩[語句情報] » 金魚麩

「金魚麩〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

金魚麩の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
は至極《しごく》打《う》ち解《と》けた有様だ。 「うん迷亭か、あれは池に浮いてる金魚麩《きんぎょふ》のようにふわふわしているね。せんだって友人を連れて一面識もな....
遠野の奇聞」より 著者:泉鏡花
細々と苧をうみいる。狼、のしのしと出でてうかがうに、老いさらぼいたるものなれば、金魚麩のようにて欲くもあらねど、吠えても嗅いでみても恐れぬが癪に障りて、毎夜のご....