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「針魚〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

針魚の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
薄紅梅」より 著者:泉鏡花
露骨……」料理屋の余り露骨は可訝しいがね、腰掛同然の店だからさ、そこから、むすび針魚の椀、赤貝の酢などという代表的なやつを並べると、お時が店をしめて、台所から、....
後光殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
女流歌人で、先夫の梵語学者鍬辺来吉氏の歿後に、胎龍と再婚したのだった。恰好のいい針魚のような肢体――それを包んだ黒ずくめの中から、白い顔と半襟の水色とがクッキリ....
顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
……ちょうど、わらさの季節だから、削切《けずりき》りにして、前盛《まえもり》には針魚《さより》の博多《はかた》づくりか烏賊《いか》の霜降《しもふり》。つまみは花....
食道楽」より 著者:村井弦斎
つ 七四・七一 一七・九五 六・二〇 一・一四針魚《さより》 五六・八五 三九・一八 一・六〇 ....