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銀牌
「銀牌〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
銀牌の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「カーライル博物館」より 著者:夏目漱石
もない本がある。そのほかにカーライルの八十の誕生日の記念のために鋳《い》たという
銀牌《ぎんぱい》と銅牌《どうはい》がある。金牌《きんぱい》は一つもなかったようだ....
「ケーテ・コルヴィッツの画業」より 著者:宮本百合子
展覧会の委員は満場一致で、このハウプトマンの「織匠」を題材としたケーテの作品に
銀牌をおくることを決議した。が、圧制者であるウィルヘルム二世は、労働者である織匠....
「作画について」より 著者:上村松園
治三十三年の日本美術院展覧会に意外の好評を博し、この画は当時の大家の中にまじって
銀牌三席という栄誉を得たのであります。 正に私の花ざかりとでも言うべき、華やか....
「画筆に生きる五十年」より 著者:上村松園
共進会出品(銅牌)「孟母断機」 同 三十三年 「花ざかり」日本絵画協会出品(二等
銀牌三席)「母子」巴里万国博出品(銅牌)「婦女惜別」新古美術展創立十周年回顧展出....
「わが母を語る」より 著者:上村松園
。次には、パリに出す、セントルイスの展覧会には入選するというようになり、銅牌やら
銀牌やら、海の向うから送ってきました。日本の国内にも、美術協会が出来る。明治四十....