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銀目
「銀目〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
銀目の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「悪獣篇」より 著者:泉鏡花
「もし、」と両膝をついて伸び上った。 「婆とお云いなさいますのは。」 「それ、
銀目と、金目と、赤い目の奴等よ。主達が功徳での、地蔵様が建ったが最後じゃ。魔物め....
「猫性」より 著者:豊島与志雄
談は悉く、馴致されきれないものの上に成立つ。 頃日、知人の好意と尽力とで、金目
銀目の尾の長い純白の猫を一つ手に入れた。今年正月の生れで、初めての夏の暑気に多少....
「猫先生の弁」より 著者:豊島与志雄
止めた。さし当り、純白の日本猫、そして尻尾のすんなり長いもの、ときめている。金目
銀目は実はあまり珍重したものでなく、水色に青く澄んだ眼が望ましい。 だいぶ前の....
「金の目銀の目」より 著者:豊島与志雄
に座ってチロを抱きかかえました。 「ほんとにかわいいこと。まっ白で、そして、金目
銀目《きんめぎんめ》で……」 太郎は、なおしっかり、チロを抱きしめました。ふた....