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銀箭
「銀箭〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
銀箭の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「草枕」より 著者:夏目漱石
く。 茫々《ぼうぼう》たる薄墨色《うすずみいろ》の世界を、幾条《いくじょう》の
銀箭《ぎんせん》が斜《なな》めに走るなかを、ひたぶるに濡れて行くわれを、われなら....
「黒部川奥の山旅」より 著者:木暮理太郎
って大声に叫び出さずにはいられなかった。次の瞬間には山という山が四方から放つ鋭い
銀箭の光に射竦められてしまった。其時私は一年の間心の隈々に暗い影を投げていた大な....