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「銀翼〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

銀翼の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
地球発狂事件」より 著者:海野十三
を入れて、飛行機の音のする方を照射させた」 「ほう。見えましたか」 「見えたね、銀翼がきらりと光った。飛鳥の群が空へ飛上ったかと思われるような光景だった。四、五....
ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
如何にして生まれて来たかを探るべく、アタマ航空会社専用の超スピード機『推理号』の銀翼の間に、吾輩アンポンタン・ポカンと相並んで同乗するのだ。そうして爆音勇ましく....
夢鬼」より 著者:蘭郁二郎
、繃帯を解きはじめていた。 しかし、黒吉は、傷の痛みどころか、あの蒼空を裂き、銀翼を閃めかして、漠々とした雲の嶺を乗り越えて行く飛行機の壮快な姿――そして、そ....
踊る地平線」より 著者:谷譲次
なおどろいてこっちを見ている。とにかく、係員はびっくりしたような声を出した。 『銀翼号――正午十二時の飛行ですね?』 『そうです。』 飛行機にはもう飽きあきし....
ワンダ・ブック――少年・少女のために――」より 著者:ホーソーンナサニエル
がら、ペガッサスはおりて来ました。だんだん近くで見るほど、それは一層美しく、その銀翼《ぎんよく》が輪をかいて飛ぶさまはいよいよすばらしい気がしました。とうとう、....
昭和遊撃隊」より 著者:平田晋策
おりしも、わが戦いの守神、不動明王のまします成田の空から、一群の神風戦闘機が、銀翼を光らして、雲間をぬいながら戦場へ入って来た。 自滅した猛獣 印旛沼に追い....