銀鞍[語句情報] » 銀鞍

「銀鞍〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

銀鞍の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
思い出す事など」より 著者:夏目漱石
墓と浮世の間に立って去就を決しかねる時期が来るだろう。 桃花馬上少年時。 笑拠銀鞍払柳枝。 緑水至今迢逓去。 月明来照鬢如糸。 三十二 初めはただ漠然《ば....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
、森林の上にその真白な背を現わしました。雪をかぶった乗鞍ヶ岳の背は、名そのままの銀鞍《ぎんあん》です。銀鞍があって白馬はいずこへ行った。それはこれより北に奔逃《....