錦上[語句情報] » 錦上

「錦上〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

錦上の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
サレーダイン公爵の罪業」より 著者:チェスタートンギルバート・キース
の哲人のように、理由を持った。彼は一種の半目的を持った。それが成功すれば、旅楽に錦上花を添えるべきものとして彼はその目的を重大視してはいたが、また失敗しても旅楽....
甲賀三郎『琥珀のパイプ』序」より 著者:平林初之輔
な小生のこととて、ついうかうかとひき受けて、この駄文を草し、可惜《おしむべくは》錦上枯木を添ふるの不風流をあえてした。「枯木も山の賑い」とならば幸甚である。 (....
上野」より 著者:永井荷風
ノ勝景ハ既ニ多ク得ル事難シ。況ヤ此ノ盛都紅塵ノ中ニ在ツテ此ノ秀霊ノ境ヲ具フ。所謂錦上更ニ花ヲ加ル者、蓋亦絶テ無クシテ僅ニ有ル者ナリ。中略近歳官此ノ山水ノ一区ヲ修....
握り寿司の名人」より 著者:北大路魯山人
ぶる濃厚でありながら、少しも後口に残らぬという特徴があって、まさに東京名物として錦上花を添えている。このごろ京阪流箱寿司は、上方の何処の地方にもはやってはいるが....