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「鍋物〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

鍋物の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
四十八人目」より 著者:森田草平
気がしたので、とある居酒屋が見つかったのを幸い、そっと暖簾をくぐった。あり合せの鍋物を誂えて、手酌でちびりちびり飲みだしたが、いつもの小量にも似ず、いくら飲んで....
濞かみ浪人」より 著者:吉川英治
酒が来る、妓が集まる。 『――寒いわえ、何ぞ、温まる物でも』 というので、鍋物が膳代りに囲まれて、数右衛門にとっては、何だか、夢みたいな気色になった。 ....