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鎖攘
「鎖攘〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
鎖攘の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
じつけて、やれ幕府の上役のものは西洋人と結託しているの、なんのッて、悪口ばかり。
鎖攘、
鎖攘(鎖港攘夷の略)――あの声はどうです。わたしに言わせると、幕府が
鎖攘を....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
恐縮し、一度は赤面した。先年の勅使が関東|下向は勅諚もあるにはあったが、もっぱら
鎖攘(鎖港攘夷の略)の国是であったからで。王政一新の前日までは、
鎖攘を唱えるもの....
「瘠我慢の説」より 著者:石河幹明
に在るが故に、止むを得ず外国人に接して表面に和親を表したるのみ。内実は飽くまでも
鎖攘主義にして、ひたすら外人を遠ざけんとしたるその一例をいえば、品川に無益の砲台....